男の子の育児。続。
こんにちは、りんごです。
前回、息子のあれこれを書いた件。
悶々とした時間を過ごすのが嫌な性格なので、
すぐに園にアポを取って、昨日、担任の先生と主幹の先生と面談をしてきました。
昨年度からコロナの影響で、保育参観も個人面談もなくなってしまって、
園での様子や、先生との意見交換も出来ていなかったので、
園と家での息子の様子をすり合わせる良い機会が出来ました。
園での息子は、
私が危惧するような暴力的な言動はあまり見られず、小さい子にもお友達にもとても優しいとのこと。
ただ、
時々、お友達が頑張って作ったブロックをいきなりニヤニヤしながら壊したり、
わざとお友達に嫌なことをして困らせるといったこともあるそうで、
そういう時は「そういうことをしたらだめだよ」と目を見て注意をするものの、
気が散漫で息子くんにはあまり届いていないことが多いので、伝えるのにちょっと時間がかかります と言われました。
他にも、
普段は穏やかなのにふっとした時にいきなり自分の欲求が爆発することがあり、
お友達が遊んでいるおもちゃを「かして」と言ってパッと取り上げ、
先生が「まだ「いいよー」って言ってないよ?」と注意をすると、
「だって息子くん遊びたいんだもん!!」と結構な熱量で怒ることがあったそう。
そういう時は、落ち着くまで息子と二人で過ごして、クールダウンさせてから話をしてくれているようで、
本当に、もう・・・感謝感謝です。
お家ではどうですか?と聞かれて、
家での様子も話しました。
家でも娘に対して「嫌!」と言われることを楽しんでいるようなウザ絡みを結構な頻度でしています。
そういう時期なのかもしれないし、若干娘のことを下に見ている感もあるので、
娘の反応を見て面白がっている部分もあるのかもしれませんが、
息子はどちらかというと、あまりお友達の和に自分から「いーれーてー」と言って入っていくタイプではなくて、
公園などに行っても、初めてそこで会った子と一緒に遊べてしまう娘に対して、
息子は1人で葉っぱを拾ったり、虫を探したりしているタイプ。
自分のしたいことや人とのコミュニケーションを、あんまり上手く伝えたり表現できないタイプなのかな と思っていました。
だから、
ニヤニヤしながらお友達のブロックを壊したり、「嫌!」と言われることをしつこくやったりするのも、
「かまって欲しい」「僕を見てほしい」というアピールなのかな と、
話を聞いてて思いました。
そんな時、
家では私も夫も「やめなさい!!」と怒るだけで、
なぜそうしているのか、どんな気持ちでそうしているのか、ということを、あまり組み取っていなかったな と。
我が家は恐怖政治的な育児をしているので、
お父さんもお母さんも怒ったら怖いというすり込みが子供たちにはあって、
息子が泣くと「外出すぞ!」「鬼来るぞ!」と夫は脅すので、
存分に泣けず、自分の思いも伝えられず、のモヤモヤが息子の中に溜まって、
そういうのが保育園で出ているんじゃないかと思ったり。
まだ3歳で表現はちゃんとできなくても、自我も出来始め、自分の意思や思いも出てきて、
息子は成長しているのに、私たち親が息子との接し方を赤ちゃんのメモリのまま、そのメモリに合わせられていなくて、
口では「年少さんだよ、お兄ちゃんだよ」と言いつつ、何も言えない、何もわからない赤ちゃん扱いしていたことに気付きました。
まだ何にでも息子の思いや考えが伴っているとは思えないけど、
もう少し一個人として、息子を尊重すべきだな と、反省しました。
そして、たぶん家では抑えられてしまって出し切れない自分を、園で解放させてもらえていることに、再び感謝。
あと、
今、娘が年長で同じ園に通っているのですが、
娘の監視の目も、ちょっと息子にはストレスなのかな と。
娘は、女の子ということもあり、本当によく息子の面倒を見てくれるんですが、
それゆえに、例えば息子に話を聞いているのに娘が答えたり、
息子がやろうと思っているのに、娘がやってあげてしまったり と、
息子が自主的に行動する機会を、娘の姉心が結果的に奪ってしまうという・・・。
私も日頃から「お母さんがいない時は娘ちゃんが小さいお母さんだからね。娘ちゃんの言うことをよく聞きなさいよ」と二人に言っているので、それも娘の「私が!!」という気持ちを加速させてしまっているのかな と。
そして、先生から聞いた「娘ちゃん、息子くんが言うことを聞かないと「お母さんに言うよ」って・・・(苦笑)」っていうトドメの言葉で、これは娘にも話をしておかねば・・・となり、娘にも話をしました。
娘には「お願いがある」という形で、
・息子くんが自分で頑張ってる時は、娘ちゃんはそばで待ってあげて欲しい。
・息子くんが出来ない時は「やってください」って娘ちゃんにお願いするから、そしたらお手伝いしてあげて
・保育園にはお父さんとお母さんいないから、息子くんはお母さんたちに秘密にしたいことあるかもしれないじゃん?
それを娘ちゃんが「お母さんに言うよ」って言ったら秘密に出来なくなっちゃうじゃん?
だからさ、そういう時は息子くんには言わずに、帰ってきてからコソッと娘ちゃんがお母さんに教えて。
と伝えました。
息子にとっては、姉の目と「お母さんに言うよ」の圧力は、結構なストレスだと思います(笑)
子供はどんどん成長していくのに、
「大きくなったね」と口では言いながら、
私たち親は立ち止まったままだったんだな と気付かされた今回の一件。
深刻に悩んでたつもりはないけど、
悶々とした気持ちや、こんがらかった頭の中を、
先生たちと話しながら整理できたことが、私にはとても良い機会になりました。
娘と息子が、良くも悪くものびのびと今を過ごせますように。
男児の母、3年生。
女児の母、5年生。
まだまだ成長過程です!!